会津近代の始まり ―復興、そして若松市の誕生― 【歴史編8 近代明治】 |
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戊辰戦争が終り会津若松は焦土と化した。明治二年五月若松県が誕生し、次第に復興の |
足音も聞こえるようになり、人々は生きるため自らの道を切り開いていった。この間、若松町から |
明治32年の若松市の誕生など、本市近代化への基礎が築かれた。 |
本巻では、激しい弾圧を伴った道路開鑿や、岩越鉄道の開通、第65連隊の設置など |
変革著しい活気に満ちた明治という時代をビジュアルに紹介する。 |
■執筆/阿部輝郎、海老名俊雄、小桧山六郎、笹川壽夫、鈴木正敏、中岡進、 |
野口信一、長谷川和夫、間島勲 |
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【目次】 |
民政局支配から若松県時代 |
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民政局の設置 |
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若松県の時代 |
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コラム 幕末、明治初年の贋造貨幣の横行と対策 |
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斗南藩の設立と旧藩士の移住 |
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若松県から福島県へ |
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新しい町の姿 |
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コラム 鶴ケ城古写真 |
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コラム 若松県分離独立運動 |
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自由民権運動 |
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会津三方道路の開鑿 |
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若松町と交通の発達 |
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北会津郡管下の合併町村 |
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町会議員と県会議員 |
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治安と消防 |
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岩越鉄道と生活の変化 |
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農村の窮乏 |
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磐梯山の噴火破裂 |
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市制施行と教育文化 |
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市制の実施と市民生活 |
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コラム 新税創出 |
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近代教育の歩み |
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コラム 留学の目標 物理学を目指した健次郎 |
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近代文化への揺籃 |
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経済の発展と軍都若松 |
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明治の産業 |
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金融の発達 |
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コラム 文明開化 |
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軍隊の誘致と若松 |
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略年表 |
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所蔵者・協力者目録 |
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