会津、大正から戦中へ ―戦時下の市民生活― 【歴史編9 大正戦前】 |
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軍需景気によって発電所が完成し、会津地方にも大規模な工場や銀行が進出、酒造や漆器業 |
にも好景気をもたらした。しかし好景気は長続きせず米価の高騰により各地で米騒動が起こった。 |
一方で、大正デモクラシーに代表される自由主義的な風潮は若松市にも及んだ。 |
昭和に入ると世界的な金融恐慌の渦に巻き込まれ、第二次世界大戦へと続く。 |
本巻では戦時下の会津の市民生活を豊富な写真資料や図版でわかりやすく解説する。 |
■執筆/赤城弘・阿部輝郎・勝田多加志・小桧山六郎・笹川壽夫・長谷川和夫・野口信一 |
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【目次】 |
大正デモクラシー |
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政党の動向と市政 |
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コラム 金の功より年の功 |
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労働運動と農民運動 |
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大正期の教育 |
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昭和前期の教育 |
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市民文化の萌芽 |
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会津若松の米騒動 |
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米騒動発生の背景 |
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若松市米騒動の展開 |
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米騒動における民衆意識 |
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米騒動がもたらす今日的課題 |
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豊かな水と産業 |
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水力発電の開発 |
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コラム 「会津の復権」朝敵の孫が親王妃に |
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上水道の敷設と浄水場の建設 |
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第一次大戦と産業の近代化 |
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農林業の状況 |
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近代化と市街地の変遷 |
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鉄道とその他の交通網の発達 |
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未曾有の不況と市民生活 |
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銀行の進出と金融恐慌 |
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地場産業の動き |
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農村恐慌 |
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満州事変と市民生活 |
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コラム ♪青い目をしたお人形は… |
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日中戦争から太平洋戦争 |
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若松連隊と市民生活 |
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満州事変と若松連隊 |
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日中戦争と戦時生活 |
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太平洋戦争と若松兵営 |
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郷土守備、そして戦場悲惨 |
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市民と戦時の耐乏生活 |
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大正戦前略年表 |
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所蔵者・協力者目録 |
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