会津の歴史
■会津若松市史研究創刊号 (論文集)
A5判
198頁
定価1100円(税込)
●目次
【研究論文】
古墳の諸段階と地域権力 −会津若松市域の古墳を中心に− 菊地 芳朗
はじめに
古墳の分布と立地
古墳の概要
古墳からみた盆地南東部
結語 会津盆地における地域権力の動向
若松城下への熱エネルギー(薪)の供給についての考察 大塚  實
はじめに
若松城下町の人口・戸数と薪炭の需要
熱エネルギーとしての薪の供給
薪の供給ルート
おわりに
会津藩『諸士系譜』にみる武家女性の実名と婚姻についての一考察 間島  勲
はじめに
『諸士系譜』の成立とその概要
武家女性「実名」の特徴
武家女性の出仕と三字(音)名
婚姻の年齢と出産人数
まとめに代えて
町村制開始期における町村行政の担当者 酒井  淳
−若松町とその近郊農村の場合−
はじめに
明治政府の意図
町村制初期の町村長
選出された市町村会議員
おわりに
【研究ノート】
会津藩御用達頭取林家とその勤め方について 長谷川 和夫
はじめに
林家のこと
御用達の勤め方
終わりに
天寧寺善恕書状について −戦国期会津に関する新史料− 高橋  充
はじめに
天寧寺善恕書状
戦国期の天寧寺と千人江湖
平田弾正について
むすびにかえて
会津の慶弔帳を読む −倉田家の慶弔帳を中心に− 増田 昭子
慶弔帳の研究について
慶弔帳の史料的価値
さまざまな慶弔帳
古い慶弔帳
此花酒造河野家所蔵の慶弔帳
検断倉田家の祝儀帳
見せる饗応の座
慶弔帳研究へ向けて
アイスランパートとしぶき氷 −猪苗代湖の結氷と地形の観察− 小荒井 実
趣旨
猪苗代湖のアイスランパート
屈斜路湖のアイスランパート
不凍湖にできる結氷
氷丘脈が連なる
氷が湖岸へ押し寄せる
小河川の河口とアイスランパート
湖岸線の微細な変化
アイスランパートの痕跡
日本一のしぶき氷

流氷が漂う
【調査報告】
明治三年の会津への口留番所の通過者について 玉川 圭佑
−福西家所蔵の倉田家文書をとおして−
はじめに
当時の若松県における止宿に関する民政局の達等
通行手形の記載事項
それぞれの街道の通行量と男女別人数
通過者の通行時期
会津の口留番所への出入りと通行目的
旅行者の居所と目的地
荷物改めの実際
おわりに
会津若松近郊農村における小作料の推移 栗城 好次
−明治二十三年以降の大戸村小林哲郎家の場合−
はじめに
上三寄地区の自然と歴史
小林哲郎家について
小作料の実態
米の反収と小作料の割合
小作料の推移
おわりに
一箕町上居合における氷採取と出荷について 羽染 健一
はじめに
上居合堤について
堤の利用
氷採取の開始とその方法
氷の販売
むすび
【史料の紹介】
『新編会津風土記』第一巻の校正を終えて 牛米  努
『稽徴録−京都守護職時代の会津藩史料』について 前田 宣裕
『幕末会津藩往復文書』との出会い 久谷 勝美
川島家、福西家の文書紹介 大塚  實
増井俊澄家文書 酒井  淳
「連哥所歌合」をめぐって 間島  勲
材木町林家文書 長谷川 和夫
※ 【創刊号】は完売しました。

■ご注文・お問合せ先/会津若松市史編さん室 TEL 0242−28−9611

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