会津の歴史
■会津若松市史研究第二号 (論文集)
A5判
167頁
定価1100円(税込)
●目次
【研究論文】
会津藩『家世実紀』にみる凶作・飢饉についての考察 大塚  實
−特に天明の飢饉を中心として−
はじめに
『家世実紀』にみられる凶作・飢饉
天明の飢饉の自然的要因
天明の凶作の実態
飢饉による人口の減少
会津藩の対応
おわりに
【研究ノート】
会津心学(藤樹学)禁令の背景 −会津心学の普及− 伊藤 豊松
会津心学の普及
心学受容の背景
藩役人の目に写った心学
結び
福西古文書にみる江戸時代の婚礼膳 平出 美穂子
はじめに
小笠原流と会津の冠婚葬祭膳
江戸時代の倹約令と冠婚葬祭膳
婚礼膳の決まり事
嘉永元年(1848)二月七日の婚礼膳
江戸時代の食の文化
森妙全画像について 川延 安直
はじめに
森家歴代
森妙全画像
「画工」遠藤伝之丞義知
絵師と絵図師
森家と絵図師遠藤家
おわりに
明治期の会津漆工 小林 めぐみ
−池田清晁作 黒漆松鶴蒔絵膳椀から−
はじめに
招かれた蒔絵師・塗師たち
池田清晁作 黒漆松鶴蒔絵膳椀
明治の会津漆工
終わりに
会津藩の歌人・安部井武氏 間島  勲
はじめに
武氏の出自
武氏の閲歴
和歌の師系
『水月和歌集』について
『相津国人雅松和歌集』について
『磐梯和歌集』について
むすびにかえて
上方における会津藩御用達の活動 −林和右衛門光治の場合− 長谷川 和夫
はじめに
会津藩の財政事情
和右衛門の上方登り
京都・大坂での和右衛門の毎日
考察
おわりに
【調査報告】
会津藩御用達商人の盛と衰 −荷綿商「笠石屋」の場合−
玉川 圭佑
栗城 好次
羽染 健一
はじめに
笠石屋の繁栄
藩解体の中の笠石屋
おわりに
史跡 若松城跡北出丸棟門跡出土 松田 隆嗣
敷石遺構の切り取り及び再設置について
はじめに
敷石遺構の取り上げ
取り上げた敷石遺構の元位置への設置
木枠の解体・埋め戻し
終わりに
【史料の紹介】
『先史民族使用遺物土器石器図解』について 長島 雄一
紹介までの経緯
三星家及び作者三星惣次郎(東雪)について
『図解』に記載された人名について
小結
『続日記類寄続編』について 間島  勲
大戸町桑原の三浦家文書紹介 大塚  實
※ 【第二号】は完売しました。

■ご注文・お問合せ先/会津若松市史編さん室 TEL 0242−28−9611

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