会津の歴史
■会津若松市史研究第三号 (論文集)
A5判
194頁
定価1100円(税込)
●目次
【研究論文】
会津藩『家世実紀』にみる藩政初期における藩内抗争 大塚  實
−成瀬主計、保科民部の追放をめぐって−
はじめに
保科正之と家訓十五ケ条
成瀬主計及び関係者の追放
三代正容の襲封と御国目付
三代正容に忠誠を誓った神文と友松勘十郎
大老堀田筑前守正俊殺害と松平修理
稲葉丹後守正往と会津藩
保科民部正興の追放、民部妻、娘その後
聖光院と藤木小隼人
おわりに
神指城と関ヶ原 −上杉景勝の城づくり− 石田 明夫
はじめに
家康の会津攻めと関ケ原
上杉景勝が残した城郭
景勝の城造りの特徴
さいごに
磐梯山噴火後の長瀬川の災害と治水について 小桧山 六郎
河川の閉塞
小野川湖の決壊
洪水の歴史
治水と築堤
金曲外五ケ村堰復旧願
裏磐梯三湖の堰堤築造と発電所の建設
最後に
【研究ノート】
会津藩における無楽流居合術の伝承 間島  勲
はじめに
長野無楽斎
沼沢甚五左衛門と会津
流名考
主な伝承者
会津藩の伝書
むすびにかえて
会津藩の房総警備と軍事奉行黒河内十太夫 海老名 俊雄
はじめに
会津藩の起用
江戸湾警備方針をめぐって
軍事奉行黒河内十太夫
黒河内十太夫の浦賀奉行への演説
まとめ
鎌倉時代末期の猪苗代に関する一試論 柳内 壽彦
はじめに
猪苗代所在の板碑
双式板碑について
島田・釜井と福良
鎌倉時代末期の会津と猪苗代
おわりに
会津地方の仕事着をめぐる二、三の問題 佐々木 長生
はじめに
サルッパカマの使用年代について
モモヒキの使用年代について
ジバンの使用年代について
会津若松市湯ノ入地区のカタビラ
結びにかえて
寛政期における刑罰の大改正 −『刑則』を中心として− 井関 鐵雄
はじめに
『刑則』制定前の刑罰
『刑則』の制定
教化改良主義の刑罰の大改正
終わりに
【調査報告】
会津藩と御用達商人との依存関係 長谷川 和夫
−御用達頭取林和右衛門光治の場合−
江戸中期の商人仲間
林家が藩の御用を勤めるようになったころ
御用達の勤めに対する藩の対応
御薬園、古川御茶屋拝見、御目見等
関係役人の動向の把握
終わりに
町野長門守刻字石垣について 近藤 真佐夫
はじめに
位置とその状況
若松城跡内の刻字・刻印
町野長門守
町野長門守時代の石垣
石垣の現状と問題点
おわりに
会津藩における御法度をめぐって
羽染 健一
玉川 圭佑
栗城 好次
はじめに
公儀武家諸法度との関連
「御法度書」全四巻の内容分類
日常生活の定について
倹約令事情
火消の定と火事件数
おわりに
【史料の紹介】
『野村家系譜』について 間島  勲
芦ノ牧史料 大塚  實

■ご注文・お問合せ先/会津若松市史編さん室 TEL 0242−28−9611

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