会津の歴史
■東京電力【福島原発】事故の経緯
2011年(平成23年)
3月11日(金 14時46分 地震発生 (三陸沖震源・最大震度7)
東京電力福島第1原発1〜3号機自動停止
14時49分 大津波・津波警報発令
19時03分 原子力緊急事態宣言発令
21時23分 原発3キロ圏内に避難指示
3月12日(土) 01時20分 1号機格納容器の圧力異常上昇
07時11分 首相がヘリコプターで原発を視察
10時17分 1号機原子炉格納容器の水蒸気を逃す「ベント」の作業を開始
15時36分 1号機で水素爆発
18時25分 原発の避難指示区域を20キロに拡大
3月13日(日) 12時55分 気象庁がマグニチュードを8.8から9.0に修正
3月14日(月) 11時01分 3号機で水素爆発
18時22分 2号機原子炉の水位が下がり燃料露出
3月15日(火) 05時35分 首相が東電本店に乗り込む
11時00分 原発20〜30キロ圏に屋内退避指示
20時40分 浪江町周辺で通常の約6600倍に当たる放射線量検出
3月16日(水) 05時45分 4号機で2度目の火災
10時45分 3号機で格納容器損傷の恐れがあり、作業員退避
3月17日(木) 09時48分 3号機に自衛隊がヘリコプターで散水。消防車で地上から放水
3月18日(金) 17時50分 1〜3号機の事態の深刻さを「レベル5」と暫定評価
3月19日(土) 00時30分 東京消防庁が3号機に放水
16時ころ 「福島の牛乳と茨城のホウレンソウから暫定基準値を超えた
放射性物質を検出」と発表
3月20日(日) 14時30分 5・6号機が安定的な冷温停止
3月21日(月) 15時55分 3号機で煙噴出。作業員に退避指示
18時ころ 福島、茨城、栃木、群馬4県にホウレンソウとカキナの出荷
停止指示
3月22日(火) 17時17分 4号機に東電が生コン圧送機で放水
18時ころ 福島県5市町の水道水からヨウ素を検出
厚生省より乳児に飲ませないようにとの要請
3月23日(水) 14時15分 東京都内の浄水場の水から210ベクレルの放射性ヨウ素を検出
3月24日(木) 12時09分 3号機タービン建屋で作業員3人が被ばく
3月25日(金) 11時30分 原子力安全委員会が臨時会
「20〜30キロの線量が高い区域は自主的避難が望ましい」
3月26日(土) 14時30分 1号機南放水口の海水から濃度限度1850倍の放射性ヨウ素
3月27日(日) 15時30分 1〜3号機タービン建屋の立て坑で高濃度のたまり水見つかる
3月28日(月) 11時15分 2号機タービン建屋地下に高濃度の水
23時45分 「原発敷地で21、22日プルトニウムを検出」と東電
3月29日(火) 09時00分 参院予算委
原発視察で初動が遅れたとの指摘を首相が否定
3月30日(水) 15時すぎ 東電会長が会見で謝罪。1〜4号機の廃炉を表明
3月31日(木) 17時01分 日仏首脳会談。サルコジ大統領が全面支援を表明
4月1日(金) 15時00分 原発の瓦礫に放射性物質飛散防止剤を散布
4月2日(土) 09時30分 2号機取水口ピットに亀裂があり、汚染水の海への流出を確認
4月3日(日) 11時20分 4号機で3月30日に東電社員2人の遺体を発見と発表
津波で死亡か
4月4日(月) 15時00分 放射性物質を含む廃液約1万トンを海に放出すると東電が発表
19時03分 低濃度汚染水放出を開始
4月5日(火) 15時半ころ 茨城県北茨城市沖のコウナゴから放射性物質検出と地元漁協
4月6日(水) 5時半すぎ 2号機取水口ピットの亀裂からの汚染水流出が止まる
22時30分 1号機の水素爆発を防ぐため窒素ガスを注入する作業開始
4月7日(木) 23時32分 余震 (宮城県沖震源、震度6強)
4月8日(金) 政府が、原発事故による放射性物質の拡散に対応し、コメの
作付け制限を発動する方針を発表
4月9日(土) 福島県四倉沖で採取したコウナゴから1キロ当たり
570ベクレルの放射性セシウムを検出
 (食品衛生法暫定基準値は500ベクレル)
4月10日(日) 11時すぎ 東京電力は、作業員1人が体調不良を訴え、病院に運ばれたと
発表した
高濃度汚染水を移す予定の復水器にひびがないかや、移送中に
万一、ホースから汚染水が漏れ出た場合の対応などを確認中
低濃度汚染水を海に放出する作業は、計約9070トンを放出し
ほぼ終了
残りの水がないか確認中
21時46分 政府は、福島第1原発事故で避難指示を出している半径20
キロ圏内について、立ち入り禁止や退去命令を出すことができる
「警戒区域」とする方針を固めた (一時帰宅実施の前提措置)
4月11日(月) 12時05分 午前9時までに観測された各地の屋外の放射線量は、ほとんどの
地点でやや減少か、横ばいの状態が続いている (NHKニュース)
2号機の取水口付近の海に、放射性物質の流出を抑えるシルト
フェンスと呼ばれる覆いを設ける作業が始まる予定
17時16分 余震 (いわき市の西南西30km震源、震度6弱)
福島第1原発への外部電源が遮断され1〜3号機の注水作業
50分間中断
4月12日(火) 06時38分 東京電力は南側放水口付近の1〜4号機放水口サンプリング建屋
のバッテリーを収納している盤から発火を確認。自衛消防隊による
初期消火活動の結果、炎と煙はおさまり、午前9時12分に鎮火が
確認されたという
経済産業省原子力安全・保安院は、福島第1原発の事故に
ついて深刻度を示す「国際原子力事象評価尺度(INES)」の
暫定評価を「レベル5」から最悪の「7」に引き上げると発表した
4月13日(水) 福島第1原発4号機の使用済み燃料の一部損傷を東電が
初確認
4号機の使用済み核燃料プールで採取した水から、
1立方センチメートル当たり401ベクレルの放射性物質を検出
4月14日(木) 福島第1原発3号機で原子炉圧力容器の温度が急上昇。
原因は不明。
4月15日(金) 「1〜3号機で炉心の燃料の一部が溶けて粒状になり原子炉圧力
容器の底にたまり、比較的温度の低い状態になっている」 と原子力
学会が見解を公表。
4月17日(日) 東京電力は、第1原発1〜4号機の収束工程表を発表。
原子炉内の水が100度以下で安定する「冷温停止」になるまで、
最短でも6〜9カ月かかるとの見通しを明らかにした。
4月18日(月) 東京電力は、福島第1原発1、3号機に入れた遠隔操作ロボットが
測定した原子炉建屋内の放射線量の速報値を発表した。
1号機で最大毎時49ミリシーベルト、
3号機は同57ミリシーベルトだった。
平井憲夫さんの手記 『原発がどんなものか知ってほしい』 を、まだの方はぜひ一度お読みください。
平井さんは、20年間原子力発電所で働いた技士の方で、この手記を遺されて1997年に他界されました。
私(管理人)は、福島原発事故の後にネットで情報収集をしていてこの手記を見付けました。
できれば事故の起きる前にこれを読んで、原発の実態を知っておきたかったと思います。
『原発がどんなものか知ってほしい』
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
私は原発反対運動家ではありません
「安全」は机上の話
素人が造る原発
名ばかりの検査・検査官
いいかげんな原発の耐震設計
定期点検工事も素人が
放射能垂れ流しの海
内部被爆が一番怖い
普通の職場環境とは全く違う
10 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
11 だれが助けるのか
12 びっくりした美浜原発細管破断事故!
13 もんじゅの大事故
14 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
15 日本には途中でやめる勇気がない
16 廃炉も解体も出来ない原発
17 「閉鎖」して、監視・管理
18 どうしようもない放射性廃棄物
19 住民の被曝と恐ろしい差別
20 私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
21 原発がある限り、安心できない
著者 平井憲夫さんについて

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